奥隆三郎の勝利への道

2013年9月1日(日) 第28回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍

130831_1446この乗鞍のヒルクライムレースは全国のクライマー達にとって最も人気があり1年間の目標にしている人も少なくないと思います。 とにかく参加人数が多い(4,500人程度)ために抽選で選ばれることになりますが,昨年は年代別の男子Aで優勝したため今年は優先的にチャンピオンクラスに参加することができました。
今回の目標は上位に食い込んで1時間を切ることでした。 しかし、悪天候のためコースは20.5kmから15kmに変更になりました。 そのため昨年とのタイムの比較を行うことは困難となりました。 また、スタート時間も30分延期し7:30からとなりました。 しかし悪天候のために前回は中止された乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムとは違い、なんとかレースが開催されたことには主催者方に感謝したいです。

前日の土曜日に会場受付があるために早めに移動しました。 会場到着後にボトルを忘れてしまったことに気づきました。 何度もレースに参加していても気が緩んでいると忘れ物をしてしまいます。
みなさん、会場に移動する前には事前にちゃんと持ち物を確認しておきましょう。 各企業がブースで出店を行っていたために急遽ボトルを購入しに行ってきました。 なんとかボトルを500円でGETすることができました。 他にもいろいろ安く販売していたので何か購入するのもいいのではないか、と思います。 夜は豪雨や雷の酷い中車中泊をし、早めに寝ました。

レース当日は4時頃には目が覚め、着替えたりパンを食べたりなどの準備を始めました。 準備を行っていると知り合いの方に何人も逢いました。 6時ごろにはアップを始めモチベーションを高めていきました。

スタート地点では有名で実力のある選手が身近にかなりいて緊張しましたがマイペースで走って行こうと思いました。 2週間ほど前に1度コースを試走していたので、頭の中にコースを思い描くことができました。 みなさんも時間があればレースの1週間前までにはコースを試走してみるのも良いと思います。

乗鞍何度もレースを経験してもスタート時の緊張や興奮は収まらないですね。
スタート後はとんでもないペースで着いて行くのに必死でした。 1つ目の給水地点である三本滝あたりまではトップに着いて行くことができましたが、そこから勾配も急になり差が開いて集団がバラけてきました。 4、5人程度の小さな集団になんとか着いて行くことができました。 普段はときどき先頭に出て集団を引いたりもしますが、今回は前に出ることがあまりできなかったです。 ここで改めてチャンピオンクラスで走っている人たちの実力を思い知らされました。 今回は立山のときのように足が攣ることはなかったが、残り2km辺りで虫を吸い込んでしまったためか大きく咳き込んでしまってゴールするまで辛かったです。 残り300m辺りからスプリントで4人差すことができました。 できればもう1人差したかったですが…。

ゴール後は下山に向けて着替えたり水分補給をしたりして準備を進めました。 下山中にまだ走っている選手が数多くいましたがどの人も辛そうな顔で走っていました。

sc0000表彰台を逃がしたのは今回で2回目でした。 やはり乗鞍は他のヒルクライムと比べても格が違うのだと改めて実感しました。 コースが短縮されても1位とはまだまだタイム差があります。 来年こそはよりタイムを短縮して1時間を切り、今よりもより上位に食い込んでいきたいと思います。
(本人のレポートより)

日付 2013年9月1日(日)
天候 曇り→雨
気温 不明
全長 15.0km
標高差 約920m
カテゴリー チャンピオンクラス
スタート時間 7:30
順位 24位
タイム 42’39”876
レース公式サイト こちらをクリック
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